4歳になったばかりの飼い犬が、重症筋無力症と診断されました。このブログは、飼い主の備忘録として始めますが、同じ病気と闘うペットの飼い主さんとの情報交換の場となれば嬉しいです。


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食事

 うちの犬のゴハンは、生食である。生食は、文字通り、原則全ての食材を加熱調理しない食餌。うちでは、犬用に売られているミンチ(骨・内蔵入り)に、野菜をフードプロセッサーで粉々にしたのを混ぜて与える。感触としては、ハンバーグのタネに似ている。

 エアリアルが自力で食べられなかった時は、口でハンバーグのタネをかき混ぜていると言っていい状態だった。メスチノン投与後、自分で食べられるようになったものの、他の犬たちのように舌ですくったり舐めとったりはできない。パクッとくわえてから、顔の上下動でのどの方に送り込む(というか、投げ込む?)ようにしている。自分なりに舌を使わなくても食べる方法を体得したようだ。
 困るのは、底の方に残ったゴハンを舌ではなくて口ですくいとるから(鮎が苔を削り取る要領)、それでなくてもよだれでただれている口周りの皮膚の炎症が、一層悪化してしまうこと。

 水も自力で飲んでいるが、器の中の水がなかなか減らない。何回も舌を出し入れしないといけなせいで、最後には舌が動かなくなって飲めなくなる、などという現象もある。よだれで失う水分が多いから脱水気味なのか、ウンチが硬い。嗜好性を高くして少しでもたくさん飲んでもらうために、食後にヤギミルクを与えることにした。気をつけて日に何度も飲ませると、いいウンチが出る。

 おやつは、相変わらず飲み込めない。経験したことのある人は少ないだろうが、舌が動かなくなると、咀嚼ができません。口の中で食べ物を移動することができないからだ。従って、エアリアルも、大きなおやつは当然飲食べられない。小さくても、ジャーキーやクッキーのような固まりは、飲み込んだように見えてものどの入り口にとどまっている。比較的マシなのが、ターキーアキレスのように薄くて柔らかいもの。噛まなくても、一端がのどに引っかかればそのまま全体を飲み込めるようだ。数日前試しに与え始めた頃は、いつまでも口の中でもぐもぐして辺りをよだれの海にしていたが、このところかなり上手になった。

 舌の動きがよくなっているようには見えないが、このように、動かない状態に順応してきたようだ。教えなくても、自然に生きるための方策を身につけてきた。その生きる=食べることに対する意欲には、感嘆する。
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by myastheniagravis | 2012-09-13 11:34