4歳になったばかりの飼い犬が、重症筋無力症と診断されました。このブログは、飼い主の備忘録として始めますが、同じ病気と闘うペットの飼い主さんとの情報交換の場となれば嬉しいです。


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引っ越し

 10月4日、エアリアルは悪性リンパ腫と診断されました。これからは、重症筋無力症ではなく悪性リンパ腫と闘う犬の記録になります。今後は、メインのblogに戻ります。
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# by myastheniagravis | 2012-10-07 11:38

アジ練

 昨日21日、9回目の受診。

 この日は、いつもと違ってドライフードだけもらい、完食。やはり、「改善」というより「適応してきた」ということで、主治医と意見が一致。ステロイドを減量しましょうと言われるかと思っていたが、皮膚の状態がよくないので、現状維持になった。プレドニゾロン7.5mg/dayと、メスチノン90mg/day。どちらも、ヒトに換算するとかなりの量だ。目立つ副作用としては、流涎と、下痢ではないもののウンチが細切れに出る。いつもおなかがゴロゴロ言うんです、という感じ。副作用の方は、いずれ慣れると言われた通り、よだれのだけは少しマシになった。最悪の時は、顎の下までよだれ焼になっていたが、今は口の周りだけだ。
 毎食後、濡れタオルで口の周りを拭き、レモンティーツリー水を付け、ハゲる程掻いている部分にはステロイド軟膏を塗る。これでどうにか悪化を防いでいる。さらに、お腹と両脚の付け根の舐めて禿げている箇所に、ラベンダー水をスプレーする。スプレーした場所はあまり舐めなくなり、多少赤味が引いてきた。すると、今度は別の場所を舐めるので、そこにはビターアップルをスプレー。
 これが、1日3回の儀式。

 ビターアップルは、9年来何かと言えば出番があるのだが、被毛を舐めるのを防止するのにも使える事を知ったのは、つい最近だ。ボトルのイラストがハゲハゲの犬なのを不思議に思ってよくよくラベルを読むと、被毛にも使えると書いてあるではないか! 自分の体から嫌な匂いがするのはかわいそうだが、掻きむしって禿げるよりマシだ。

 今日は、ミルトスのアジリティ練習会に行った。1.5度レベルのコース練習。1走目、25cmで走らせると、走れないことはないが、遅い。単独のバー練習でも、時々爪が当たる「コツッ」という音が聞こえる。2走目からは、0cmにしてもらった。後ろ足の引き上げがうまくいかない。昨日、病院では、筋力が落ちているからだと言われたが、重症筋無力症の症状だと思う。「局所型は後肢の症状を伴うことがあり、近位筋に著明」という記述にぴったりだ。運動の方は、むしろ奨励された。
 運動した日は、食べる方が調子が悪い。トリーツが食べられいから代わりに生食がご褒美になっているのだが、今日は食べっぷりがいつもより悪かった。体内のアセチルコリンの量って、一定なのかな? 運動すると、アセチルコリンが枯渇するんだろうか? 
 しかし、夕食は問題なく完食。どうなってるんだ、一体? 
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# by myastheniagravis | 2012-09-22 23:03

かゆみが悪化

 13日、8回目の受診。

 多少よくなったように思えなくもないが、冷静に見れば、犬が自分の症状に適応しただけのような気がする。副作用のよだれが、すこ〜〜しだけ減ったか? 一歩足を出すごとにエアのヨダレを踏んでイラっとすることが、減ったような気がする。「気がする」だけかも。またぬか喜びに終わったら嫌だから、「現状維持」ということにしておこう。メスチノンは、30mgで維持量。プレドニゾロンが、7.5mg/dayに減量になった。

 ここ4、5日、カイカイが復活した。ステロイドを減量したのが原因なのか? とはいえ、ヒトに比べたらまだ大量投与中なのに、これでステロイドが中止になったら、どんなにひどくなるだろう? おなかは毛がなくなってツルツル、体幹の毛が少なく短くなり、パピーのようだ。友達の犬も最近カイカイが悪化したというから、季節的なものなのかもしれない。口の周りを掻きむしって、それでなくてもただれているのに、ついに出血し始めた。せめてもの思いで、皮膚炎やかゆみに効果があるというラベンダー水と、抗菌作用のあるレモンティーツリー水を買った。それぞれ120ml入りで、¥3,150と¥2,520! 人間の化粧水もビックリのお値段。効果があるなら、それでも惜しくないが。

 治療開始以来、職場と家の往復だけで何の楽しみもないので、15日にミルトスに行った。久しぶりにアジをやってみたが、ハードル跳べない。バーを地面に置くと元気に走れるのだが、20cmに上げただけでガクッとスピードが落ちる。スラロームでは後ろ足がふらつく。車に飛び乗るのも、散々ためらったあげく、やっとこさという状態だ。後ろ脚に症状が出ている。単に運動不足で筋力が落ちているだけならいいんだけど。

 他の人のblogを読むと、メスチノンだけで治療されているケースが多いようだ。ヒトの場合、メスチノンは対症療法という位置づけだ。ヒトと犬とでは違うのかもしれないが、自己免疫疾患が治っていないのにステロイドを中止することは、ヒトではあり得ない。明日は受診日。このまま減量→中止に持って行く方針なんだろうか? もしそうなら、異議を唱えてみようと思う。 
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# by myastheniagravis | 2012-09-20 19:15

食事

 うちの犬のゴハンは、生食である。生食は、文字通り、原則全ての食材を加熱調理しない食餌。うちでは、犬用に売られているミンチ(骨・内蔵入り)に、野菜をフードプロセッサーで粉々にしたのを混ぜて与える。感触としては、ハンバーグのタネに似ている。

 エアリアルが自力で食べられなかった時は、口でハンバーグのタネをかき混ぜていると言っていい状態だった。メスチノン投与後、自分で食べられるようになったものの、他の犬たちのように舌ですくったり舐めとったりはできない。パクッとくわえてから、顔の上下動でのどの方に送り込む(というか、投げ込む?)ようにしている。自分なりに舌を使わなくても食べる方法を体得したようだ。
 困るのは、底の方に残ったゴハンを舌ではなくて口ですくいとるから(鮎が苔を削り取る要領)、それでなくてもよだれでただれている口周りの皮膚の炎症が、一層悪化してしまうこと。

 水も自力で飲んでいるが、器の中の水がなかなか減らない。何回も舌を出し入れしないといけなせいで、最後には舌が動かなくなって飲めなくなる、などという現象もある。よだれで失う水分が多いから脱水気味なのか、ウンチが硬い。嗜好性を高くして少しでもたくさん飲んでもらうために、食後にヤギミルクを与えることにした。気をつけて日に何度も飲ませると、いいウンチが出る。

 おやつは、相変わらず飲み込めない。経験したことのある人は少ないだろうが、舌が動かなくなると、咀嚼ができません。口の中で食べ物を移動することができないからだ。従って、エアリアルも、大きなおやつは当然飲食べられない。小さくても、ジャーキーやクッキーのような固まりは、飲み込んだように見えてものどの入り口にとどまっている。比較的マシなのが、ターキーアキレスのように薄くて柔らかいもの。噛まなくても、一端がのどに引っかかればそのまま全体を飲み込めるようだ。数日前試しに与え始めた頃は、いつまでも口の中でもぐもぐして辺りをよだれの海にしていたが、このところかなり上手になった。

 舌の動きがよくなっているようには見えないが、このように、動かない状態に順応してきたようだ。教えなくても、自然に生きるための方策を身につけてきた。その生きる=食べることに対する意欲には、感嘆する。
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# by myastheniagravis | 2012-09-13 11:34

心なしか・・・

 治療を始めてから約1ヶ月半、急性増悪から2週間経過。もっとずっと長かったような気がする。

 一昨日4日は、動物病院の受診日。診察で、いつものように缶詰とドライフードの食べっぷりを観察した。エアリアルは、診察台に上がった瞬間から、フードが出てくる検査室(ガラス窓から中が見える)の方を向いて、しっぽをブンブン(爆)。あれほど病院を嫌っていたのに。
 わざと下に置いて食べさせてみるのだが、やはり舌はうまく使えていない。一口咥えるごとに、上を向いてのどに落とし込むようにして食べている。先生が言われるには、「適応してきた」と。舌が動かなくても、自分なりに食べ方を編み出したのだろう。大したものだ。でも、何口か食べると、入って行かなくなって口からフードがこぼれるようになる。そういう時は、舌が口腔の奥の方で丸まっている。舌を元の位置に戻してやると、また食べられるようになる。舌に触ると、全く力が入っていないことが分かる。早い話、改善が見られたとは言い難い。メスチノンを30mg/kgに増量。その代わり、プレドニゾロンが半量(=10mg)に減った。
 副作用として、流涎が相変わらず多い。ヨダレ拭きを持ってエアリアルの後を追う毎日。下痢はしない代わりに、少量ずつ瀕回に排便する。食糞も増えた。ゴハンが足りないのか? でも、体重は8.85kgでほとんど変化なし。薬の成分でンコにえも言われぬよい香り付けがされるのか?

 昨日あたりから、試しにソーセージの小さな切れを与えてみたところ、ものすごーく時間はかかるものの、どうにか飲み込んでいる。お留守番のお約束であったターキーアキレス、悪くなってからはくちゃくちゃにふやけたものがのどの入り口に留まっていたのに、昨日今日は飲み込めている。少しましになったのか? いや、希望的観測かもしれないから、一喜一憂は禁物だ。でも、多少改善していると思いたい。

 先生は「いつの間にか治ってしまうことが多い」と言われる。3ヶ月くらいは、このまま様子を見てはどうかと。私も同意。京都の病院にセカンドオピニオンを求めて受診するのは、見合わせることにした。症状から、中枢性とは考えにくいし、たとえ器質的病変が見つかっても、こんなピンポイントでは手術も放射線も無理だし。

 お願い、元のエアリアルに戻ってください。
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# by myastheniagravis | 2012-09-06 11:59